アムウェイ勧誘を上手く断る方法!相手を傷つけない断り方

アムウェイとは?

アムウェイとはネットワークビジネス(MLM)という、「連鎖販売取引」で販売を行う会社です。

ネットワークビジネスとは、人から人へ商品を販売したり、勧誘により会員数を増やすことで、それに応じた報酬を企業から得られるシステムです。

世間ではマルチ商法、ネズミ講と呼ばれたり、ネットワークビジネスは悪い印象が多く見受けられます。

しかし、ネットワークビジネスはネズミ講(違法)ではなく、マルチ商法は合法です。

では何故ネットや口コミで悪く書かれていることが多いのか?

それは、無理に商品の購入を催促したり、強引な勧誘によりアムウェイ会員にさせるディストリビューターが存在するからです。

アムウェイのディストリビューターには誰でもなれるので、マナーの悪い人が自分の利益の為、悪質な勧誘や高額な商品を買わせる、と言った被害が過去に数多くありました。

そこで今回はアムウェイに勧誘された時の対処法、ネットワークビジネスをしている人の特徴をまとめました。

他にもMLMを行う企業はニュースキン、フォーデイズ、三基商事(ミキプルーン)など様々ですが、
アムウェイ15年以上売上ランキング1位を誇っています。

アムウェイ会員がアムウェイに勧誘したい理由は?

アムウェイで稼ぐ為には「PV(ポイントバリュー)」が必要となり、PVに応じて報酬を得ることができます。
※PVとは、商品ごとに決められているポイントのことで、1PVは約1.35円です。

PVは自分の属するグループ内の合計なので、人が増えれば増えるほどPVが増え、利益が増えていく仕組みです。

また、1ヶ月間で規定のPVを達成し続けるとピンレベル(タイトル)を獲得しボーナスが支給されます。

ディストリビューターはタイトル獲得に向け、PVを増やす為にグループへの勧誘や商品の販売を行います。

商品を人から人へ販売した場合も仕入れ値との差額である小売利益が得られますが、
不労所得を目標にアムウェイビジネスをする人がほとんどで、アムウェイ会員を増やすことが何より重要なのです。

ネットワークビジネスに狙われやすい人の特徴

ネットワークビジネスは未成年、学生を勧誘することを禁止している企業がほとんどです。
※数十年前に悪徳商法やネズミ講などで多くの学生に被害を及ぼし社会問題になった為。

なので今の十代、二十代の若者は「アムウェイ」自体を耳にしたことがない人が大勢います。

アムウェイを勧誘する際には知識の無い人の方が勧誘しやすく、狙われやすいです。

「二十代前半、新卒社会人は社会人経験が少ないので、特に標的にされます。」

「不労所得で稼いでいる」「人生楽しんでいる」ように見せなければ勧誘できないので成功者のフリをして接してきますが、成功者はほんの一握りだけです。

夢、希望、自由など若者に響く言葉を投げ掛けてきますが、結局ほとんどの人が稼げずに辞めてしまいます。

今から始めても稼ぐには非常に難しいのがネットワークビジネスの現状です。

アムウェイの勧誘を上手く断る方法

あまり面識のなかった人や疎遠になっていた同級生などから勧誘された場合は軽くあしらえますが、仲の良い友人や親族だと関係を出来る限り壊したくないですよね。

そこで、アムウェイの勧誘に効果的な断り方を3つ紹介します。

アムウェイをやらないことをハッキリと伝える

「アムウェイは絶対にやらない」と伝えるのが大切です。

これは仲の良い友人や親族にも有効な手段です。

曖昧な答えをするとしつこい勧誘に遭い、断れずに買ってしまう被害は少なくありません。

絶対に買わない、今後も意見が変わらないことを明確に伝え、「もう少し頑張れば買ってくれるかも…」という可能性を消しましょう。

そうすることにより、以後アムウェイの話題を持ち掛けて来ることはありません。

アムウェイをやらないと伝える時は少ない発言で、隙を見せず説得出来ないようにしましょう。

Q.アムウェイの商品は高くない?
A.アムウェイは商品の品質が高いから価格も高い。
A.長い目で見れば物持ちが良いからコスパは良い。

Qアムウェイの勧誘を出来る気がしない
Aアムウェイの勧誘は簡単。実際に使って正直な感想を伝えるだけで良い。
A.アップラインやグループが勧誘方法の手順を教えてくれる。

Q,アムウェイをしても稼げなさそう
A.最初は稼げないけど、今頑張れば将来は不労所得が可能になる。
A.稼げるようになる為にアムウェイを一緒にやってほしい。

このように、質問をすればするほど断りにくい状況になっていきます。

アムウェイの批判や説得はせず、「自分はアムウェイをやらない」としっかり伝えましょう。

自分は今の生活が充実していることを伝える

今の生活に満足しているなら、わざわざ変える必要はありませんよね。

もちろん、話を持ち掛けて来る前に「今の仕事は楽しいか」「自由な時間が少ないか」「給料に不満はないか」など、今の現状に不満があることを聞き出し、そこに漬け込んできます。

現在の仕事に不満がある場合でも、「今の生活が楽しくて満足している」と伝えましょう

そうすればアムウェイを始める必要がないので、勧誘されても自分には必要ないと断ることが出来ます。

もし事前に会社の悪口や生活の不満を伝えていても、「なんだかんだ今の仕事、生活が楽しいから好き」とフォローしましょう。

既にアムウェイの会員になっていると伝える

アムウェイは系列の保全を第一に考えています。

既に他のグループに入っている人を解約させて、新たなグループに契約させるのはNGで、そのことがアムウェイにバレた場合にはグループ全体に厳しい処罰が下る可能性があります。

「既にアムウェイの会員になっている」と言えばそれ以上勧誘することは出来ないのでかなり有効な方法となります。

どこのグループに所属しているか尋ねられた場合には、「母親のグループに所属している」「自分はよく知らないが父親のグループに入っているらしい」と親のグループに所属していることを伝えれば大丈夫です。

嘘をつくのは気が引けますが、自分の身を守る方が大切です。

アムウェイの勧誘を断る際のNG行為

アムウェイを否定する

アムウェイをしている人は「アムウェイの商品が一番良い」と信じて話を持ち掛けています。

「ネットに書いているから」「アムウェイは悪い印象がある」
などとアムウェイ商品を知らずに否定するのはNGです。

それはまだアムウェイの素晴らしさを知らないだけ、詳しく知れば絶対に理解してくれる、と勧誘に熱が入ってしまう場合があります。

また、好きなものを否定されると、相手は嫌な気持ちになるので否定するのは控えましょう。

曖昧な返事をする

相手はアムウェイを始めることにより、生活面や健康面、金銭面など、あなたの人生が良い方向に進むと思って話を持ち掛けています。

人のことを考えて話しているのに曖昧な答えを返されたら腹が立ちますよね。

相手は真剣に話しているので、あなたも考えを明確に伝えましょう。

曖昧な回答をすれば押し売りされたり、セミナーに招待されたり、お互いが無駄な時間を過ごすことになります。

論破、討論しないこと

最近ではAmwayに勧誘した人を論破してみた動画や記事が良くあります。

アムウェイの勧誘している人は、アムウェイビジネスの熟練者から、「アムウェイを批判された時の対処法」「反論された時の対応」など様々な会話のノウハウを伝えられており、勧誘経験も豊富なので上手く言い包められる場合があります。

勧誘する時にはグループ内のアップラインを連れてくる場合もあり、まともに話あってもキリがありません。

アムウェイはやらないことだけを伝えましょう。

アムウェイの勧誘が行われる主な場所

・カフェ
・ホームパーティー
・料理教室
・バーベキュー
・セミナー
・スポーツイベント
・街コン
・ボードゲーム会

他にもSNSやマッチングアプリなど様々な場所で行われています。

多くの人と交流するイベントは勧誘する人を探せる良い場なので、アムウェイ会員が潜んでいる可能性が高いです。

最近ではマッチングアプリや街コンなど異性との交流の場でアムウェイに勧誘されることも増えています。

以前までは、勧誘するには対面形式が基本で、インターネットを利用しての勧誘は禁止されていました。
しかし、現在はSNSを利用しての勧誘可能になりましたので、SNSを利用する際にも注意が必要です。

アムウェイをしている人の特徴

  • 大人数の写真が多い
    アムウェイは人と人との繋がりが大切なので、頻繁にセミナーやミーティングを開催しています。
    ホームパーティー、バーベキューなど様々なイベントに参加し、リアルが充実しているように装うので、大人数での写真を大量にアップロードしていることが多いです。
  • アロハポーズをしている
    親指、小指を立てて、真ん中3本の指を丸めたハンドサインを日本ではアロハポーズと言われています。
    ネットワークビジネスでは仲間意識を高める為に、共通のサインや挨拶を作ったりしますが、アムウェイではアロハポーズをしている人が多く存在します。
    日本でアロハポーズをしている人はあまり見かけないので、分かりやすい特徴です。
  • 自己啓発的な発言
    セミナーや勧誘での発言もそうですが、基本的に自己啓発的なことしか言いません。
    アムウェイをしている方は終始笑顔だったり、場を盛り上げる為にオーバーリアクションを取りがちです。
    それ故にアムウェイは宗教と呼ばれたり、洗脳されているように見えてしまうのだと思います。
  • 「37」の数字が好き
    アムウェイをしている人にとって、最も尊敬しているのは「中島薫さん」です。
    中島薫さんとはアムウェイビジネスで世界初の最高ランクDCADD(ダブルクラウンアンバサダー)の獲得者で、年収は10億円以上と言われています。
    そんなアムウェイビジネスで神と称えられている中島薫さんの誕生日は「3月7日」で、ラッキーナンバーとして「37」を使用されることが多いです。
  • 特別体験のアピールが多い
    アムウェイではイベントが主催されていることが多く、クルージングやクラブの貸切、海外旅行やトップクラスの方の自宅訪問など、普段体験出来ないようなイベントが数多くあります。
    どうやって参加しているのか、仕事は何をしているのか尋ねればアムウェイだった、という事例は多いです。
  • 聞いたことのないブランド製品を使っている
    ニュートリライト、アーティストリー、XS、アトモスフィア、スプリーデント、eSpring等々、全てアムウェイ製品のブランドです。
    アムウェイ製品とは言わずに商品をアピールしてくるので注意が必要です。

実際、アムウェイビジネスは儲かるの?

現在、会員数(ディストリビューター)約70万組日本にいますが、アムウェイで月収20万円以上稼いでいる人はたったの1.1%です。

月収20万円に達成するのが難しい中、成功者と呼ばれるのはほんの一握りです。

特別な人脈や営業能力、有名人ではない限り厳しいと言えるでしょう。

現在では世間からの悪い印象が多く、Amazonやヤフオクなどで公式サイトより安価で商品を購入できる為、アムウェイ会員に勧誘するのは正直かなり苦しい状態です。

まとめ

アムウェイはディストリビューターの悪質な勧誘や高値の商品を押し売りする人がいることにより、印象を悪くしています。

商品自体高品質なものが多く、私は今でも使用している商品もあります。

アムウェイという名前だけで商品を否定するのではなく、質の良い商品はAmazon、ヤフオクで購入することをオススメします。

アムウェイ商品のレビューはブログで紹介していますので、参考にしてください。
Amway Life/商品レビュー